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メンテナンスとリフォーム

長く住み続けれる家としての
メンテナンスとリフォームについての考えをまともめたものです。

内容についてのご質問とご相談は  info@issiki.ne.jp までお尋ね下さい。




   「住宅のメンテナンスとリフォーム」


                     1.住宅のメンテナンス:

                     2.住宅のメンテナンスのタイミング:

                     3.住宅のメンテナンスとリフォーム(1):

                     4.住宅のメンテナンスとリフォーム(2):

                     5.住宅リフォームのタイミング:

                     6.住宅のリフォームと設計者:

                     7.住宅リフォームのメリット

                     8.リフォームVs 建て替え:

                     9.リフォームのデメリット:

                     10.リフォームのコスト(1):

                     11.リフォームのコスト(2):

                     12.リフォームVs 建て替え(2):

                     13.リフォームの施工業者:









  1.住宅のメンテナンス:


住宅は新築すればそのまま何もしなくても持つというものではありません。
壊れかけたところを修理や取り替えたり、塗装をし直したりしなければなり
ません。新築したてでメンテナンスが必要なことは稀で、この段階では初期
段階での施工不良や部材・部品の品質の問題などが原因で起こります。
住宅を建てる場合には、こう言った点に配慮して、手入れを行わなければ
ならない時期までの時間を、新築から出来るだけ長くとれるような部材・部品
や施工方法を選択する必要があります。しかしずっとメンテナンスが不要に
なるような材料は存在しませんから、どこかの時期ではメンテナンスが必要に
なります。
ある程度細かく見て対応していれば、一般的には大きくメンテナンスを必要
とするまでには、10年近くの時間の経過があります。そこで、こういったその
時々に必要なメンテナンスには、簡単に行えることや一度メンテナンスを行うと、
次に行うまでの時間が長いことなどが重要です。しかし、仕上がりや見栄えなど
と相反することも多いので、納得できる水準や内容を十分考える必要があります。
また、このメンテナンスのうち、簡単なものについては住まわれている方が直接
出来ることが経費節減にも繋がります。ホームセンターなどでは建材や道具が
販売され、使い方などを教えてくれる場合も多いので、挑戦する価値は十分に
あるものといえます。

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  2.住宅のメンテナンスのタイミング:

住宅のメンテナンスは、個別に動く部分などの調子を調整したり、クロスや
塗装が剥がれたりする部分の修理以外には、経年変化の中で材料や施工
部分が劣化したりすることによってメンテナンスは必要になります。
建物の外壁部分では、外壁の塗装の劣化や窓回りなどのコーキング材の劣化、
樋の枯れ葉などの堆積による劣化や不具合に始まり、汚れによる美観的な
問題などによって、メンテナンス時期が決定される場合が多いと思います。
この中でコーキングの劣化は雨漏りなどの原因に直結するので、使用される
環境にもよりますが10年程度を目安に、外装のメンテを行う必要があります。
このメンテの作業には足場が必要になり、メンテの費用にはこういった
足場代も含まれます。そのため、この足場を使うメンテ作業は、この時期に
まとめて行うことでコストをセーブすることが出来ます。またこのサイクルに合わ
せてメンテナンスが必要になるような建材を使わないと、ある建材のメンテナンス
をするためだけに、足場を掛けなければならないことも生じてしまいます。
 内部の仕上げは、キッチンや洗面台などを除けば、床や壁、天井などの仕上げ
が殆どになります。こう言った材料は、主には美観的な要素が強く作用してメンテ
ナンスを行うことになります。5・6年で行う方も居られますが、20年近く何もやら
れない方も居られ、住まい手によって様々です。

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  3.住宅のメンテナンスとリフォーム(1):



メンテナンスは、日々や数年ごとの「お手入れ」的な要素が強いものだと思います。
一方、リフォームは、メンテナンスでは追いつかない、例えばキッチンの扉や機器
類が壊れて、取替えが必要になったり、住まい方の前提条件が新築時の想定とは
大きく変わってきて、そういったことも含めて住宅を考え直してみようとする時に必要
になってくることではないかと思います。
そういった意味では、大規模なメンテナンスとリフォームは同じ意味で使われてい
ると考えられます。先ほどのキッチンを変えたり、お風呂をユニットバスに替えたり、
便器を最新のものに替えたりする事などです。機能や性能を上げるために取り替え
たりすることは、メンテナンスよりはリフォームの範疇に入ってくるものと考えられます。
新築して20年以上経過すると、建設当時とは様々な点で最新の住宅とは違いが
出てきます。例えば20年前に住宅金融公庫の仕様に則って行われた断熱工事では、
従来の住宅と比較するとかなり温かい住宅でした。ところが最近の住宅は、複層
ガラスを使ったサッシや20年前の2〜3倍に性能がアップした断熱材を使っている
ため、更に温かくなっています。こう言ったことは当時は考えもしなかったことです。
現在の住宅水準に近づけるような改良工事を時期を見て行うことが、住み続ける
ためには、リフォームとして必要になることといえるでしょう。 


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  4.住宅のメンテナンスとリフォーム(2):

広くリフォームを捉えた場合、10年以上経ってくると、単に外壁の雨漏りの修理
が必要になっても、雨漏りを止めれば済むものではなく、経年変化による劣化や
今後のメンテナンスコスト、外壁の持つ様々な性能などを総合的に考え、雨漏り
以外の「改良工事」についても意識して考える必要があります。
しかし、こう言った工事を行うためにはコストが伴います。お金を掛ければ良いと
言うことではなく、常に費用対効果を考えておく必要があります。考えた結果こう
言った改良工事はもう少し後々の時期に行い、雨漏りだけを止める修理だけ行う
こともその時点での判断としては選択肢の一つだと思います。改良工事の時期を
伸ばすことによって、住まい手としてのリスクは出てきますが、リスクをより小さく
するために、住まい手自身が日頃の点検や細かい修理などを行うことで、回避
することは可能なことだと言えるでしょう。
メンテナンスもホームセンターなどを利用しながら、住い手が行うことが最もコスト
を節約できる方法だと言いえます。しかし、住まい手自身で手に負えないようなこと
があった場合には、プロに任せることが必要になります。しかしご自身で遣られる
場合に比べ、当然より高いコストが発生します。こう言ったことが頻繁に起こるよう
ですと、抜本的な対応が必要になります。そういった意味では、どのような方法で
このようなことを行なうことが良いのかなどを相談できる人が必要になるものと
いえます。


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  5.住宅リフォームのタイミング:

修理や性能の向上といった面でのリフォームの他に、新築の段階とは前提条件
が大きく変わったために、間取りを含む住まい方を変更しようとしてリフォームする
場合があります。例えば家族4人で住む家として建てたものが、子供達が外で生活
するようになったので、夫婦2人の生活の場として考え直す必要がある場合などです。
こう言った場合には、外に出た2人の生活スペースや4人家族でなくなったために
使わなくなり、使い勝手の悪くなったスペースを有効に使うことが出来るようにする
ことがリフォームの目的の一つになるでしょう。一方、残った夫婦の生活も、仕事や
子育て中心から、家の内外でお互いの時間を使いながら、夫婦のコミュニケーション
の充実を図り、老齢化への対応や、時折訪ねてくる子供や孫との生活など、子育て
時代とは異なる生活に対応する住宅が必要になります。
住宅のプランに合わせて、こう言った生活の変化を上手く対応させることも方法ですが、
個室を中心に細切れになったプランの住宅では、家全体を使い切ることが出来ません。
そのため、結局は限られた空間での生活になってしまい、家のスペースを使い切ること
ができない「もったいない生活」になってしまいます。そういった意味では、変化した生活
スタイルに対応する住宅にリフォームすることは、築20年前後に訪れる設備機器など
の更新時期に合わせて、生活を考えることも必要なことといえます。


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  6.住宅のリフォームと設計者:

新築された時に設計者が関与しておられれば、その設計者に完成後の様々な
住宅に関する相談を行うことが出来るでしょう。設計者は、自分の設計した住宅
を客観的に見ながら、住まい手の考えておられること、困っておられることなどを
生活や費用などの現実と対比させながら考え、幾つかの解決案を提案することが
出来る能力を持っています。当然こう言った行為に対する対価は、完成後の一定
の時間が経過すれば発生します。しかし双方の信頼関係があれば、話し合うこと
でリーズナブルな人件費として、またそのサービスに対する適切な対価として住ま
い手も納得の出来る金額に落ち着くでしょう。
不幸にして相談の出来るような設計者が関与していなかった場合には、施工した
工務店などに頼ることになると思います。しかし工務店では様々な要素を客観的
に評価して、住まい手の考えるような提案をしてくれるかどうかは疑問のあるところ
です。一般的に工務店は自分の行ってきた方法などに固守する傾向があり、リスク
を回避するために、より安全性の高い(コストの高い)方法を提案する傾向にあり
ます。そういったことでは、継続的に相談できる経験のある設計者を新たに見つけ、
相談することも必要になるかもしれません。
いずれにしても、お金の絡むことですので、より合理的にお金を使いながら課題を
解決するための、住まい手の判断をサポートする役割が必要になります。


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  7.住宅リフォームのメリット

わが国の住宅の寿命は30年以下だと言われています。これは過去には性能
や耐久性に問題のある住宅も多く、建て替えた方が多くのメリットが住まい手に
あると判断してきたからです。しかし、最近の住宅の性能も向上し、特に耐震性
においては1981年以降に建てられた建物には、大きな問題は無いものと考え
られています。こういったことから、築30年以内の住宅は、建て替えるよりも上手
く直しながら使い続けることが必要と考えられています。
これよりも古い時代の住宅であっても、基礎や骨組みがしっかりしていて、雨漏り
などによる躯体のダメージなどがなければ、十分に使い続けることが出来る住宅
といえます。しかしこういった住宅を使い続けるためには、大幅に手を入れて改良
しなければなりませんので、そのコストなどの額によっては、建て替えた方が安く
なるのではないかと言う意見があります。こう言った意見に対し、私どもは、基本的
には NO であると考えています。リンゴとミカンの比較では答えが違ってくるかもし
れませんが、基礎や躯体をそのまま使うのですから、こう言った部分を作る必要が
無いので、コストセーブに繋がるはずです。そして建て替えには今までの住宅を
解体しなければなりませんので、こう言ったコストも最近はばかになりませんし、
工期も建て替えに比べ遙に短くなります。
これはリフォームのコストをどう捉え予算配分して計画してゆくのかが大きなポイント
となります。制約もあるので新築する場合と全く同じにはなりませんが、満足の行く
水準の住宅に作り変える事は十分可能で、メリットある方法だと言えます。

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  8.リフォームVs 建て替え:

建て替えは、振り出しに戻って新たに考えられる「自由」なメリットはあるでしょう。
古い老朽化した住宅に無理やり住み続ける事を薦めているわけではありません。
愛着を持っている家を、改良しながら住み続けることには、不自由な部分も確か
にありますが多くのメリットもあるものといえます。しっかりした住宅であれば、
かなりの改良工事を行っても、建て替えるよりも低いコストで住み続けることが
出来るということも事実です。
住宅を壊しては作るという行為よりも、長持ちさせながら欠点を改良して使い続
けるほうが、地球規模での環境問題を考えると、理に適った方法といえます。
そういったことでは、一定の性能を持った家であることが条件になりますが、建て
替えを前提に進めるのではなく、リフォームの可能性やメリットも検討し、こう言っ
た考え方とも比較しながら建て替えを考えるべきでしょう。結果としてリフォーム
よりも建て替えの方がメリットが多いと判断される場合もあると思います。過去に
おいて、あまりにも建て替えありきで進められるケースが多い結果、わが国の住宅
寿命が短いことに繋がっていると思います。


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  9.リフォームのデメリット:

リフォームは万能な方法ではありません。既存の基礎や骨組みを利用しよう
とするために、そのことがコスト的にはメリットになっても、骨組みの内容から
くる制約を受けることになります。リフォームで自由な間取りや使い方を考えた
場合、柱の位置や梁の位置やサイズが障害になることがあります。耐震性の
確保のために、筋かいなどの入った壁は、残さなければならないこともあり、
使い勝手が悪くなることもあります。
しかし多くの場合、今住んでおられる住宅の欠点を直して住み続けようとする
訳ですから、全く違う住宅のプランを求めている訳ではありませんので、プラン
ニング上の工夫でこう言ったことは解決できるはずです。こう言った制約内容を
どうクリアするかという工夫が必要であり、そういったことを考え、提案する役割
が設計者にはあります。そしてこう言った工夫に関わる工事が、限られた予算
のなかに収まるかどうかも住まい手にとっては重要な問題です。設計者は常に
こう言った関係を調整しながらリフォームする内容と予算を調整できるような能力
が要求されますが、リフォームの場合には、工事の進捗によっては、予期しない
ことも起こりますので、予算が振れることも多く新築工事以上の経験と調整能力
が必要になります。

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  10.リフォームのコスト(1):

リフォームには、新設する部材・部品のコストのほかに、現状ある部材や部品
を取り外して廃棄するコストが必要になります。部材の材料費だけに注目して
コストを考えていると、施工費やこう言った解体のコストを含めたコストを提示
されると驚くような額であることも多いと思います。実際こういった作業が発生し、
その為のコストが最低限であっても掛かってしまうことも事実です。しかし、それ
ぞれ工事の方法や使う部材・部品の種類などでそのコストを算出する上では
多くの変数も存在します。建材・部品は物の値段ですが、工事費の多くの部分は
労務費と呼ばれる働く人の人件費です。この人件費の部分は本来作業の生産
性に依存しますから、出来るだけスピーディ−な工事を行う方が安く出来ること
になります。また連続する仕事は1人の人が目一杯行うことで生産性は高くなり
ます。こう言った工夫が出来て、初めてリーズナブルなコストになります。
同じものであれば、物の値段が大きな差が出ることはありません。しかし労務費
には大きな差が出る場合がしばしばあります。建設業では定価表などありません
ので、個別の見積り内容を分析して価格は判断するしかありません。A社から提示
された価格が適切であるかどうかは、内容の分析だけでは正確な判断は出来ま
せんので、B社、C社といった他の業者からの見積りとも比較することによって
判断する方法をとります。こう言った比較によって工事内容の適切な価格を判断し、
トータルな工事金額を決める必要があります。コストはこう言ったそれぞれのコスト
の積み上げですので、リフォームの場合は特にその組み立てや内容に注意が
必要です。


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  11.リフォームのコスト(2):

リフォームのコストは、大きくは模様替え的なリフォームから始まり、ある程度
の間取り変更や内外装の変更リフォーム、新築に近い大幅なリフォームに
分けられ、金額的なイメージでは、内容次第ではありますが、500万円以下、
500〜1、000万円、1、000万円以上の場合が多いと思います。既に説明しま
したが、コストは細かい工事内容の積み上げですから、内容次第でコストも変わ
りますが、目安としてはこう言った価格水準の場合が多いと思います。
リフォームでは、建て替えに比較して、基礎や骨組みをそのまま利用するので、
同じ規模の建て替えに比べコストを低く抑えることが出来ることはお話しました。
30坪程度の住宅を考えるとこの部分のコストが凡そ300万円位に相当します
ので、新築が1、500万円掛かる水準の工事では、リフォームとして1、200万円
以下には出来るはずだという事です。先ほどの3番目のケースはこういったものに
近い工事内容といえるでしょう。
それぞれの工事の金額は小さくても、何回も小さなリフォームを繰り返すようでし
たら、それらの合計金額もばかになりませんので、ある程度の金額を掛けて満足
の行くリフォームを行うことも方法です。メンテナンスやリフォームは、繰り返し
住み続ける限りは必要になりますので、パフォーマンスの高い方法を選択する
ことが、結果として費用を抑えることになります。

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  12.リフォームVs 建て替え(2):

高齢になってリフォームではなく建て替えを選択されるケースについてお話しし
ます。こう言ったケースでは、多くは現在お住まいの住宅が老朽化している上に、
少人数の生活にしてはかなり広い家の場合が多いと思います。広い家にお金を
掛けて直すよりも、コンパクトな家を建て直す方がメリットが大きい訳です。そして
この場合には、出来るだけコンパクトにして、新築にお金を掛けることによって、
より快適な住宅として建てることが出来るでしょう。
一方リフォームでも、2階建ての2階部分を撤去して平屋にしたり、大きな家は
そのままにしますが、住まう部分を限ってその部分だけ快適にリフォームする
方法もあります。増築ではなく減築と呼ばれる方法で、雨漏りや外装の耐久性
などに注意が必要ですが、住み続けるための選択肢といえるでしょう。


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  13.リフォームの施工業者:

耐震偽装問題に端を発した様々な規制強化は、新築工事に対して行われて
います。ですからリフォーム工事については新築工事と同じような様々な規制
は受けないことになります。そうするといい加減な業者が参入し、住まい手に
被害を及ぼす可能性が出てきます。悪質リフォーム業者の件はこう言ったこと
から出ています。
一方、昨今の新築住宅の着工戸数の減少は、工務店に危機意識を与え、新築
工事のほかにリフォーム工事にも目を向けさせる状況となりました。工務店も
新築工事と同じようにリフォーム工事を考え取り組む姿勢が出てきたということで、
悪質なリフォーム業者を排除する良い方向の動きになってきています。
リフォーム工事といっても既に説明したように、新築工事とあまり変わらない内容
になることもあり、継続的に工事が続いてゆく訳ですから、住まい手としては信用
のおける施工業者に頼むことが必要です。地元の信頼の置ける小回りの利く
工務店がベストでしょう。

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