住まいの仕事

一色設計事務所と行う家づくり


住宅の設計とは
住宅の設計行為の本質とは、住まい手自身が持っている曖昧な
ニーズや本当にやりたいこと、実現したいことなどを一緒に探り、
引き出 し、住まい手に合った住宅空間としてコストを踏まえ提案
することにあると考えます。

初めの一歩






相談





企画調査






設計契約
<こうしたい、こう暮らしたい>

初めの一歩は、家に対する思いをお伺いするところから始まります。

住宅は生活の場ですからプライベートな部分も多くなります。
そのため信頼関係が必要となりますが、限られた時間の中でお会いした
その時に全て話し合える関係となることは難しく、設計のプロセスの中で
徐々に築いていくものです。設計業務のご契約前の何度かのやり取りの
中でお互いが信頼関係を築けそうだということが契約を結ぶ前提条件
となってきます。

この初めの段階で、住まいへのご要望と敷地の状況を教えていただ
きます。住まいの要望としては、お会いした時におおまかにうかがいますが、
前述したとおり短時間の中ではなかなかお互い全てを理解し切れませんが、
その要望をお互いにうまく共有することが住み心地の良い家づくりに近づく
大切な第一歩です。そこで、生活スタイルや概算予算、構造、設備、照明など
へのこだわりなどを私どもからお渡しする書式「住まいのインフォメーション」に
できる限りの内容をご記入いただきます。

これからお住まいになるご家族皆さんで話し合ってご記入いただけるとよい
と思います。ご夫妻でもやはりそれぞれに思うところがあります。書き込む
上で話し合われ一つにまとめていただくことも大事な作業ですし、まとまり
きらない場合もあるでしょう。その場合はそれぞれの要望をお書きいただく
ことで大丈夫です。

この情報を頂き私どもは、家への思いを整理し、一つの考え方を提示い
たします。場合によっては二、三の案になる可能性もあります。

その考えの内容は主に下記の内容にまとめます。

1.基本間取りの構想と建物イメージ
2.予算の組立て

大つかみに生活がイメージできるおおよその間取りと、外構工事や場合に
よっては解体に関わる工事、確認申請費用や登記費用、そして設計料も
含め家づくりに想定され得る全ての予算を概算ではありますがご提示します。

この内容をもって、設計契約を結ぶことができるか判断していただきます。
(この段階で以前設計を行った住宅を参考にしたいという場合はできる限り
 対応致します)








ここからが本格的な設計のスタートとなります。




基本設計

(目安として2ヶ月)
<基本設計>

ご契約をいただいた後、本格的な設計作業が始まります。

住まいの空間を図面をはじめ、模型、パースなどを通じて住まい手と
設計者が共有しコンセンサスを取りながら設計作業を進めてゆきます。
建築基準法に関わる法規的な確認も同時に行います。

この段階では「こうしたい、ああしたい」といったことを図面や資料をもとに
話し合い、平面、収納計画、立面、断面、主な仕上材、構造、設備の基本的
な計画をまとめます。

大方まとまったところで工事業者が工事を行える実施設計図面の作成へと
移行します。



基本計画平面図例




基本計画断面図例

 模型写真例
 模型写真例
実施設計

(目安として3ヶ月)
<実施設計>
基本設計で検討してきた内容をもとに、外部内部の仕上、仕様の
決定とディテールの検討、設備の仕様の決定、外構計画などを
詳細に図面化します。



実施設計参考図面(特記仕様書)



実施設計参考図面(矩計図)



実施設計参考図面(展開図)







見積・コスト調整
(目安として1〜2ヶ月)
<見積>
推薦する工務店などあるか建て主からの要望を伺い、どのような形で選定を
していくかを決めます。信頼できる一社があったとしても、今回の住宅の内容に
相応しい複数社の建設会社・工務店を選定する場合が多いです。
選定業者に対して実施設計図面を渡し、2週間程度で見積を提出していただき
ます。その内容の精査を行い、比較検討を行った上で最適な1社を選定します。

<コスト調整>
設計の段階で概算コストを考慮して進めていくのですが、新しいすまいに対する
思いは強く、希望をなかなか絞り込めないと言ったケースも多くあります。
このような場合、全体のイメージを変えない程度の予算の調整が必要となり
ます。面積や形状は変えずに、仕上材や設備機器などの質を変更することなどで対処できる場合がほとんどですが。この作業を業者の決定前に平行して行う場合もあります。
現場監理
(目安として5ヶ月)
<現場監理>
図面の内容の通りに施工されているか、また今後施工する部分で注意すべき
部分などを現場で施工の現場監督と確認を行います。

建て主と現場にて進行具合の確認や内外装の色決め(カラースキーム)などの
確認検討を行います。

最終工程が近づくと、全ての部位の確認を行いお引渡しにそなえます。
確認申請業務
(目安として1ヶ月)
<確認申請>
設計した図面の内容が建築基準法やその他の条例などに合致していること
の審査を確認検査機関に提出し受ける必要があります。この許可が下りなけ
れば着工できません。その後も建設途中で確認する中間検査や完成時の完了
検査などがあります。


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